AIと連携した給湯器

最近販売されている給湯器は、さまざまな便利機能が搭載されています。AI搭載の給湯器もそのひとつです。本記事では、AIと連携した給湯器について詳しく解説しています。

AIとは?

AIとは「人工知能」のことで、AIにさまざまな学習をさせることで、人間の知的な部分がソフトウェアを使用して再現することができる機能です。SiriやAlexaはAIで動作しているというと、イメージが付きやすいのはないでしょうか。AIに必要なことを学習させると、人間がその操作を行うのと同じように操作を実行します。

学習内容は随時更新可能なので、AIは日々進化を遂げることも可能です。AIはさまざまな役割を果たしていて、ゲームの相手をするAIがあれば、自動車工場で作業をするAIがあるなど、AIは実に幅広い場面で活躍しています。

AIに対して、IOTというシステムもあります。AIは人工知能であるのに対し、IOTは「もの」のインターネットです。AIは、ハードウェアはもちろんソフトウェアにもインストールして活用できますが、IOTは個体のものをインターネットにつなげて使用するという点が異なります。

給湯器をAIと連携させるメリット

センサーで人を感知して省エネに貢献

これまでの給湯器は保温をオンにしていた場合、一定の時間になると追い焚きをする機能が搭載されていました。この機能だと、まだ誰も入らないのに何度も追い焚きをすることになるので、エネルギーを無駄に使用してしまうことも。

AIと給湯器を連携させることにより、AIは人が入ってきたことを感知して、そこで初めて追い焚きをするという機能が搭載されました。この機能により、何度も無駄に追い焚きをする必要がなくなり、省エネに大きく貢献します。

AI対応のアシスタントを介した操作が可能

Googleの「Google Home」やLINEが提供している「ClovaDesk」などのサービスと連携することにより、声がけで給湯器の操作ができる機能が搭載されている給湯器もあります。音声によって手軽に給湯器の操作ができるので、忙しい時にも便利です。床暖房で同様の機能が搭載されている製品もあります。

AIと連携した給湯器の製品例

パナソニックの「AIエコナビ」

パナソニックの「AIエコナビ」は、先に紹介した人を感知して追い焚きをする機能が搭載された給湯器を販売しています。そのほか、お湯が冷めて行く時間を学習して、不在時に繰り返し追い焚きをしない機能が搭載されるなど、省エネ性能が向上しています。AIエコナビを使用することにより、最大で35%の省エネにつながるそうです。

ノーリツの給湯器

ノーリツでは、Google HomeやClovaDeskに対応した給湯器を販売しています。必ずスマートスピーカーにつなげなければいけないということではないので、今スマートスピーカーを持っていなくても、AI搭載の給湯器を使用することは可能です。その後スマートスピーカーを購入してからこれらの機能を活用することができます。

信頼できて頼れる
給湯器交換業者は?

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給湯器の交換は実は思いのほか高く、工事費と合わせて40万や50万かかってしまうケースも。日常生活に欠かせないものである以上、すぐに対応できて信頼できる業者に依頼したいですよね。ここでは全国に対応した老舗の業者を紹介します。