このページでは、業務用湯器の特徴、業務用給湯器の相場などについて解説しています。
業務用給湯器と家庭用給湯器では、給湯器の能力が異なります。給湯器の能力を示すため用いられているのが号数です。号数を簡単に説明すると、水温+25度のお湯を1分間に出せる量(リットル)といえます。例えば、水温+25度のお湯を1分間に20リットル出せる給湯器は20号となります。
業務用給湯器には、50号までの給湯能力をもつ製品が存在します。この点が、24号までにおさまる家庭用給湯器との違いです。また、業務用給湯器の中には、連結して給湯能力をアップできるものもあります。
業務用給湯器と家庭用給湯器では、設計標準使用期間も異なります。業務用給湯器(ガス・屋内タイプ)の設計標準使用期間は3年、家庭用ガス給湯器の設計標準使用期間は10年です。前者のほうが短い理由は、1日使用時間が長いなど、家庭用とは使用の条件が異なるからです。
設計標準使用期間を時間に直すと、業務用給湯器のほうが長くなります。使用の条件が厳しい業務用給湯器には、配管を厚くするなどの対策が講じられていることが一般的です。
参照元:リンナイ公式HP(https://www.rinnai.co.jp/safety/system/info/ground/)適切な号数の業務用給湯器を選ぶことが重要です。号数選びを間違えると、必要なタイミングでお湯を使用できないなどが考えられます。号数を検討するときは、1分間に作れるお湯の量が少なくなる冬場を想定することをおすすめします。冬場に余裕があれば、夏場も問題なく使用できるケースが多いからです。
必要な号数は次の計算式で求められます。
業務用給湯器は、設置環境に合わせて選ぶ必要があります。例えば、厨房の排気フードに接続する場合は接続可能な製品を選ばなければなりません。また、店内に設置する場合は、配管やドレン排水などにも注意する必要があります。ポイントは、現実的に設置可能な業務用給湯器を選ぶことです。わからない場合は、給湯器業者に相談するとよいでしょう。
業務用給湯器本体の相場は、号数などで異なります。16号の相場は90,000~100,000円程度、24号の相場は120,000~140,000円程度、32号の相場は160,000~200,000円程度です(※以上、屋内設置・給湯専用。金額は税込)。エコジョーズはやや割高になります。
参照元:住設.com(https://jyusetu.com/search/item.asp?shopcd=07079&item=RUXC-V1615SWF-A)
参照元:住設.com(https://jyusetu.com/search/item.asp?shopcd=07079&item=GQ-3210WZ-FF-2-13A)
参照元:湯ドクター(https://www.u-doctor.com/products/ruxc-v1615swf)
参照元:安心セレクト給湯器.COM(https://kyu-to.com/gq-2420wzd-f-2/)
業務用給湯器の設置には工事費もかかります(工事費込みの業者もあります)。具体的な工事費はケースで異なりますが、40,000~50,000円程度かかるケースが多いでしょう。
参照元:安心セレクト給湯器.COM(https://kyu-to.com/gq-2420wzd-f-2/)
参照元:住設.com(https://jyusetu.com/search/item.asp?shopcd=07079&item=RUXC-V1615SWF-A)
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