住宅の新築やリフォームに対してポイントが付与される「グリーン住宅ポイント」の対象となるには、高効率給湯器の導入が欠かせません。グリーン住宅ポイントの概要と、ポイント付与のための高効率給湯器について解説します。
グリーン住宅ポイントとは、省エネ性能が特に高い高効率給湯器に対して、政府から発行されるポイントのことです。昨今では省エネ性能が高く長寿命な住宅が推奨される風潮ですが、グリーン住宅ポイントとはどのような目的で実施されており、どのくらいのポイントが支給されるのでしょうか?
グリーン住宅ポイント制度は、クリーンな社会と地域における循環を目指すことと、新型コロナウイルスによる経済の低迷を回復させることを目的として制定されました。
「新たな日常」と「防災」に対応する工事を行った住宅や工事について付与され、溜まったポイントを使って商品などを購入できる仕組みになっています。
グリーン住宅ポイント制度では、一定の性能を満たす新築・新築分譲住宅・既存住宅・リフォーム・賃貸住宅の新築に対してポイントを発行する政府の施策ですが、対象とされるエコ住宅設備の基準として「ガス機器の給湯部熱効率が94%以上であること」が条件として付されています。
そのため省エネ性能の高い住宅を建築・購入してグリーン住宅ポイントを受け取るためには、高効率のガス給湯器を導入することが大切です。
グリーン住宅ポイントの支給内容は、住宅の省エネ性能により変わります。たとえば新築住宅であれば、認定長期優良住宅や認定低炭素建築物、ZEHなどの住宅では1戸あたり400,000ポイントを付与し、断熱等性能等級・エネルギー消費量等級が4の住宅では300,000ポイントが付与されます。
さらに東京圏からの移住や多子世帯の場合、三世代同居である住宅の場合はさらに300,000~600,000ポイントが加算される仕組みです。
参考元:グリーン住宅ポイント公式HP
(https://greenpt.mlit.go.jp/about/)
グリーン住宅ポイントの対象となる、高効率給湯器の基準について見ていきましょう。
給湯部の熱効率が94%以上であることが条件です。
参考元:グリーン住宅ポイント公式HP
(https://greenpt.mlit.go.jp/doc/2_touroku_manual_2.pdf)
年間給湯保温効率がJISC9220に基づくか、3.0以上あることです。ただし寒冷地仕様の場合は2.7以上で構いません。
参考元:グリーン住宅ポイント公式HP
(https://greenpt.mlit.go.jp/doc/2_touroku_manual_2.pdf)
連続給湯効率が94%以上あれば高効率給湯器とされます。
参考元:グリーン住宅ポイント公式HP
(https://greenpt.mlit.go.jp/doc/2_touroku_manual_2.pdf)
熱源設備が効率が中間期COP4.7以上の電気式ヒートポンプと、給湯部熱効率が94%以上の潜熱回収型ガス機器を併用することです。
参考元:グリーン住宅ポイント公式HP
(https://greenpt.mlit.go.jp/doc/2_touroku_manual_2.pdf)
信頼できて頼れる
給湯器交換業者は?
給湯器の交換は実は思いのほか高く、工事費と合わせて40万や50万かかってしまうケースも。日常生活に欠かせないものである以上、すぐに対応できて信頼できる業者に依頼したいですよね。ここでは全国に対応した老舗の業者を紹介します。