再生可能エネルギーを給湯器に利用することで発電のコストが低減します。ここでは再生可能エネルギーの特徴と給湯器への利用の具体例を紹介します。
再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスなどのことを指します。温室効果を排出しない、国内で生産できるという2点から、低炭素の国産エネルギーとして重要視されています。
いわゆるエネルギー源として知られている石油・石炭・天然ガスは化石燃料と呼ばれており、限りがあるエネルギー資源です。一方で再生可能エネルギーと呼ばれるエネルギー源は、繰り返し使用できて環境にも優しいエネルギーです。一度利用したら終わりではなく、再生して再度使えるようになるため、資源の枯渇という心配もありません。
エネルギーを使用する際に排出されるCO2は2018年度の時点で年間約332億トンといわれています。1990年の約210億トンと比較してみると、CO2の排出量は増加の一途をたどっています。そこでCO2排出量を抑えるために、再生可能エネルギーを積極的に使用するように求められているのです。
また日本はエネルギー源の多くを海外からの輸入に頼っているのが現状です。再生可能エネルギーを活用することは、自給できるエネルギーを増やすことにもつながるでしょう。安定したエネルギー源が確保しやすくなります。
ヒートポンプは、燃料を使わずに冷暖房・給湯が行える技術のことです。空気の熱を少量の電気の力で汲み上げることから「ヒートポンプ」と呼ばれています。自然のエネルギーである空気を使うため、省エネ・経済的・地球温暖化対策などさまざまな効果が期待できるでしょう。
ヒートポンプ技術を利用すると、大気の熱だけでお湯を沸かすことや冷暖房として使うことができます。空気熱はエネルギー供給構造高度化法で再生可能エネルギー源として認められており、ヒートポンプは再生可能エネルギーを上手に活用した仕組みなのです。
燃料を使って発電するとともに、発生する排熱を冷暖房・給湯・蒸気といった用途に利用するシステムです。1つの一次エネルギーから2つ以上のエネルギーを発生させる、という仕組みからco(共同の)generation(発生)という名前がつけられました。
コージェネレーションシステムには、原動機を駆動させて発電させ、同時に排熱を利用するタイプ、さらに水素と酸素を反応させて電気を発生させ、排熱を利用するタイプの2つがあります。エコウィル・エネファームなどで用いられています。
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