給湯器の故障。部品・本体を交換してもらうか、修理してもらうか、どちらがお得になるかは状況によって異なります。
このページでは、給湯器が故障した際、修理と交換どちらがお得なのかメリット、デメリットを比べて紹介していきます。
給湯器が故障したときは、修理もしくは部品・本体交換いずれかの方法を選択する必要があります。
多くのメーカーでは、給湯器の修理に関して保証期間を設けており、期間内であれば無償で対応してくれる業者もあります。ただし、機器そのものの経年劣化は進んでいるため、使用していくうちに再び不具合を起こす可能性も否定できません。
一方、交換の場合は新品を使用できるため、高いエネルギー効率や故障率の低さと言ったメリットがあります。しかし、その分費用の高さと言うデメリットがあり、状況に応じて選択することが大切です。
修理をするメリットは、「費用を抑えられる」ということ。保証期間内の修理であれば、無償で対応してくれる業者も多いです。給湯器の交換および新規設置と比較して、費用負担を大幅に抑えられるのが一番の魅力です。
保証期間内で、なおかつ大規模な故障でなければ、修理の方がお得だと言えるでしょう。
仮に保証期間外の場合でも、部品代が安かったり修理工程が少ないといった状況なら、給湯器を新しく購入・交換するよりは安く済ませられます。
給湯器の修理で考えられるデメリットとしては、新品同様のエネルギー効率(燃焼効率)は望めないという点にあります。また、経年劣化が進んでいると、修理をしても別の箇所が故障してしまうリスクもあります。
他にも、故障の度に修理を繰り返していると、結果的に交換よりも割高になってしまうこともあるため、一概にお得とは言えません。
一般的に、設置から10年未満の場合は、エネルギー効率を保ったまま修理が可能です。しかし、使用期間10年を超えている場合は、故障リスクやエネルギー効率の低下、費用といった点から給湯器交換をおすすめします。
自宅の給湯器の状況によって修理と交換のどちらが良いかを判断し、不明点があれば専門の業者に相談するようにしてください。
給湯器を交換するメリットは、今使っているメーカーや機種の変更、最新の型番への更新が可能な点にあるでしょう。給湯器メーカーは、定期的に新しいモデルを開発・販売しており、性能・耐久性も比較的向上傾向にあります。
修理を行う場合、部品の一部を新品に交換しても経年劣化している部分は残るため、年月を重ねると再び故障しやすいという側面があります。一方で交換を行う場合は、少なくとも10年ほどは故障リスクの低い状態で使用が可能になり、長期的に見るとお得だと言えるでしょう。
他にも、メーカー・工事保証が新たに付き、3年・10年と保証期間を延長できることも見逃せないポイントです。
交換することののデメリットと言えば、やはり費用の高さではないでしょうか。給湯器の新規購入・設置にかかる費用は、比較的安い型番でも10万円程度かかってしまいます。一方、修理は1回/1~3万円が相場であり、費用の差は大きいです。
参照元:給湯器.com公式HP(https://kyu-to.com/inline_01/)設置から5年未満ほどと、まだ日が浅ければ修理でも問題ないかもしれません。しかし、10年・15年と長期間に渡って使用してきたのであれば、エネルギー効率の低下や、再び起こる故障リスクを考慮して交換の方がおすすめです。
給湯器が故障したときは、使用年数や故障の状況に応じた対応が重要です。設置から10年を超えている場合は、保証期間や経年劣化といった点から、新しい機器への交換がおすすめです。
一方、設置から1~5年ほどしか経っていないのであれば、部品交換だけで安く抑えられる修理をおすすめします。
また、費用を抑えようと給湯器の修理を自分で行うことはとても危険です。火傷や火事、感電といった大事故を引き起こす可能性もあるため、少しでも異常を感じたり、故障の原因がよく分からないときは、業者へすぐに連絡するようにしましょう。
給湯器が故障したときは、修理と交換どちらのケースでも、まずはプロへ任せるのが大切です。
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