給湯器のお湯の温度が突然不安定になり、不便な思いをした経験はありませんか?このページでは、お湯の温度が安定しない原因と対処法について紹介していきます。
設定温度は間違っていないのにお湯が熱く感じる場合、ガス栓や給水元栓が全開になっていないことが原因の一つとして考えられます。また、暑い日に低い温度のお湯を出そうとすると、外気温の影響を受けて設定温度よりも熱いお湯が出る場合も。そのほかにも、少量のお湯を出そうとした際に同様の症状が起こることがあります。
お湯の温度がぬるくなるのは、キッチン・お風呂など複数の場所で同時にお湯を使用していることが原因として考えられます。複数の場所で同時にお湯を出すと水圧が弱くなり、お湯の温度に影響を及ぼします。ハンドル式の蛇口の場合は蛇口のひねり具合で温度を調整しますが、水圧の変化に伴って温度は影響を受けるため、そのときのお湯の使用状況によって温度調節にはムラが。特に配管が全てつながっている古いアパートでは、隣人がシャワーを使用すると自室のお湯の温度がぬるくなることがあります。
誤って温度設定を変えていたことで温度が不安定になっている可能性もあるため、まずはリモコンを確認しましょう。例えばキッチンへの給湯が優先される設定になっているのならば、お風呂のお湯が安定しない可能性は充分考えられるでしょう。給湯器に異常がある場合はリモコンにエラー表示が出るため、取扱説明書やメーカーの公式サイトでエラー番号を確認し、必要であればメーカーに連絡しましょう。
ガス栓が全開しているかどうかに加え、ガス漏れが起きていないかも確認しておきましょう。万が一ガス漏れが疑われる場合は、一酸化炭素中毒を引き起こす危険があるため、すぐに換気をして業者に連絡してください。
給湯器は毎日使用するものであるため、経年劣化は避けられません。使用開始から10年近くの年数が経過している場合は寿命を迎えている可能性が高いです。また給湯器から異音や異臭がする場合も、寿命が近づいている可能性があります。長年使用した給湯器は故障しやすいだけでなく、修理をしても別のトラブルが発生する可能性も高くなるため、本体の交換を検討することをおすすめします。
温度が不安定になるのを避けるために、フィルターの清掃を行いましょう。また、フィルターを掃除しても温度が不安定になる場合は、フィルターを外して中の「フィルターガイド」も綺麗に清掃してください。このフィルターガイドは構造が複雑で、髪の毛やゴミが詰まりやすくなります。専用ブラシや歯ブラシなど毛足が長い清掃グッズを使うと、汚れが取りやすくなります。
給気口や排気口の位置に物を置くのはNGです。例えタオルをかけただけでも不完全燃焼や火災の原因となり、大きな事故につながるため危険です。
給湯器のリモコンや温度設定の確認、フィルター清掃などをおこなっても温度が不安定な場合は、給湯器の故障が考えられます。故障が疑われる給湯器を使い続けていると、ガス漏れや不完全燃焼から火災などの大きな被害を起こす危険も!少しでも「故障かな?」と思ったら、専門業者へ迷わず連絡するようにしましょう。
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