給湯器からは、さまざまな配管が出ています。それぞれどのような役割があるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで、給湯器における配管の役割や、カバーは付けたほうが良いのか、配管工事をすることになった場合どの程度の費用がかかるのかなどについて解説します。
給湯器から出ている配管には、それぞれ大切な役割があります。代表的な配管とその役割は以下のとおりです。
追い炊き配管は「往き」と「戻り」の2本があります。
どれも給湯器を正常に使うために欠かせないものなので、一つでも何かトラブルが起こると給湯器が使えなくなってしまいます。
給湯器には、配管を隠すためのカバーがあります。一般的に給湯器の下部分に配管が繋がっているため、給湯器の下に取り付けるカバーです。
カバーについて押さえておきたいポイントを解説します。
配管カバーは法令などによって設置が義務づけられているものではありません。そのため、カバーをつけるかについては自己判断となります。
ただ、集合住宅などの場合は規約でカバーを設置するように定めているところもあるようです。
給湯器のカバーはオプション扱いになります。そのため、給湯器を交換する際にカバーは不要であると伝えることにより、費用が安く済むことがあります。
カバーを設置することによってごちゃごちゃした配管が見えなくなるため、見栄えが良くなります。また、雨風や汚れが直接的に触れにくくなるので、劣化を抑える効果も期待できるでしょう。
台風の時などは、思いがけないものが給湯器めがけて飛んでくる可能性もあります。そういった場合も、配管カバーを設置しておけば飛んできたものなどから配管を守ることが可能です。
寒い地域だと凍結リスクが軽減されるなどのメリットも大きいです。
給湯器を設置するにあたり、気になるのが費用の問題です。簡単な水圧調整などの工事であれば、10,000円以下、または20,000円以下で済むことがあります。ただ、給水管が破損してしまい、修理するような場合は10,000~30,000円程度かかるのが一般的です。給湯管から水漏れが発生しているような場合、10,000~40,000円程度の修理費がかかるのが相場といえます。
具材的な配管工事の内容によっても費用が大きく変わるので、工事業者によく確認しておきましょう。
給湯器の設置などにかかる総合的な費用については、以下のページで詳しく紹介しています。給湯器が壊れて交換を検討している方は、こちらも参考にしてください。
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