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お風呂のお湯に黒い汚れ・ゴミが混じる

給湯機でお風呂にお湯を沸かしたときに、黒い汚れやゴミが混じることがあります。これは、風呂釜にたまった汚れや給湯器の劣化が原因です。ここでは、お湯の中に汚れやゴミが現れる原因と対処法について説明します。

お湯の中に黒い汚れ・ゴミが現れる原因

お湯の中の黒い汚れやゴミの原因はいくつか考えられます。

石けんカス・湯垢

まず考えられるのが、石けんカスです。石けんカスは体の皮脂汚れと合わさると、黒や灰色の汚れになります。もう一つが湯垢です。水やお湯に皮脂汚れが結合することで湯垢が発生します。湯垢は白いのですが、小さなごみや汚れと一緒になると、黒い汚れに見えることがあります。

湯垢や石けんカスが風呂釜にたまっていると、お湯を沸かした際に黒いカスとなって出てくることがあります。浴槽がきれいでもお湯を張るとゴミが出てくるときは、風呂釜が石けんカスや湯垢で汚れている可能性があるでしょう。

配管や給湯器の劣化

配管や給湯器が劣化すると、お湯の中に汚れやゴミとして現れます。配管や給湯器が劣化によってサビると、剥がれ落ちてお湯の中に流れ出てくるのです。給湯器は一見問題なく見える物でも、内部が劣化していることが多々あります。10年以上給湯器を使っている場合やお湯の中にゴム片やサビのようなものが流れてくるときは、経年劣化を疑いましょう。

内部が劣化している場合、そのまま使い続けるのは危険です。明らかに異物が流れてくるときは、業者に点検を依頼しましょう。

給湯器が古く経年劣化している場合交換も考える

お湯の中の黒い汚れやゴミは、基本的には石けんカスや湯垢です。浴槽をきれいに掃除しても汚れが出てくるときは、風呂釜を掃除すれば問題解決できることがほとんどです。

風呂釜をきれいにしても問題が解決しないときは、給湯器や配管の問題が考えられます。経年劣化によって部品の一部が剥がれ落ちているかもしれないので、給湯器の業者に連絡して、点検・修理を依頼しましょう。

給湯器が経年劣化しているということは、10年以上使い続けていることも多いでしょう。給湯器を安全に使用するためにも、故障する前に交換も考えておきましょう。

給湯器のお湯から汚れ・ゴミが混じる場合の対処法

風呂釜を掃除する

給湯器のお湯から汚れ・ゴミが出たときは、まず風呂釜を掃除してみましょう。風呂釜をきれいにして汚れやゴミが出なくなれば、給湯器や配管の不具合ではないことが分かります。風呂釜を掃除しても汚れ・ゴミが混じるときは、速やかに業者に相談してください。風呂釜の掃除は、業者に依頼することもできます。

給湯器の水抜きをする

給湯器は定期的に水抜きする必要があります。水抜きを知らない、一度も水抜きしたことがないという方は多いでしょう。しかし、水抜きをしないと給湯器内の水に汚れがたまってしまい、汚れがたまりすぎると完全に取り除くことができなくなってしまうのです。寒い地域では、給湯器の凍結を防ぐためにも水抜きを行います。

水抜きの方法は、まず給水の水栓を閉じて、排水の水栓を開きます。そのまま数分間排水するだけで、給湯器内の汚れが水と一緒に排出されます。排出が終わったら元の状態に戻し、通常通りに動作することを確認してください。

給湯器の水抜きは、年2回を目安に行うのがおすすめです。給湯器を長く安全に使用するためにも、定期的に水抜きをしましょう。

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