給湯器には「給水バルブ」と呼ばれるものが取り付けられています。給水バルブは給湯器を使う上で欠かせないものではありますが、たまにあるのが給水バルブからの水漏れです。
そもそも給水バルブとはなにか、水漏れしてしまう原因にはどのようなことが挙げられるのかについて解説します。修理の依頼先についても参考にしてみてください。
給水バルブの役割は、給湯器に水を送る、止める、調整するといったものです。そのため、給水バルブに何らかのトラブルが発生している場合、給湯器自体のトラブルに繋がってしまうこともあります。
一般的に給水バルブは家の外に設置されています。ただ、外から見えない場所に設置されているので、目にしたことがないと感じる方もいるでしょう。
例えば、一戸建ての場合は地中に設置されている水道のメーターボックスの中にあります。マンションや集合住宅の場合は玄関のそばにあるパイプスペースと呼ばれる場所に、アパートの場合は敷地内の地面や部屋の前、敷地内の片隅などに設置されていることが多いです。
給湯器の水漏れトラブルといえば給湯器自体から水漏れすることが多いのですが、給水バルブから水漏れが発生することもあります。給水バルブの水漏れが起こる代表的な原因は以下の3つです。
長く家を空けていて長期間にわたって給湯器を使用していなかった場合、給湯器の内部圧力が上がり、水漏れが発生することがあります。長期間使用していなかったとしても、水漏れなどのトラブルがなければ、そのまま使い続けることが可能ですが、不具合がある場合は修理してから利用しましょう。
給湯器を設置してすぐに水漏れトラブルが発生してしまった場合、施工に問題があった可能性があります。特に工事直後は水漏れなどのトラブルがないかよく確認してみてください。多くの業者では保証が用意されており、無償で対応してくれるはずです。
経年劣化によって発生した水漏れは、劣化した部品の交換が必要です。長く使っているものは経年劣化が進んでいる可能性があります。
給湯器の水漏れトラブルが発生した場合、放置すると被害が拡大する恐れがあります。早期の段階で給湯器を取り扱っている業者に修理依頼をしてください。
ただ、繰り返し故障が発生する場合は交換も視野に入れたほうが良いです。それから、給湯器の寿命の目安は10年程度とされているので、10年以上使っている場合も同じく交換を検討してみましょう。
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