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給湯器選びの失敗やトラブル

給湯器の交換に失敗した事例や、トラブルへと発展した事例は少なくありません。納得の行く給湯器交換を行うために、事前に失敗例やトラブル事例を把握しておきましょう。

給湯器選びの失敗やトラブル

必要な機能を備えた給湯器を選ばなかった

給湯器は製品によりさまざまな機能を備えています。そのため給湯器の機能をよく確認せずに選ぶと、必要な機能が備わっていない給湯器を選んでしまい、後に失敗したと感じることもあります。

機能面で失敗しやすいのは、オートタイプとフルオートタイプの選択です。フルオートタイプはお湯はりからたし湯まですべて自動で行ってくれるので、フルオートタイプを選べば必要な機能が備わっていなかったという失敗は避けられるでしょう。しかし反対に、使わない機能が搭載されている給湯器を選んでしまったと感じるケースもあります。

給湯器は性能が良くなるほど価格が高い傾向です。必要な機能を見極めて、価格とのバランスを考えて給湯器を選べば失敗しにくくなります。

号数(給湯能力)が足りなかった

交換した給湯器の号数が小さくて「失敗だった」と後悔する方も少なくありません。号数とは給湯器の給湯能力のことです。号数が大きくなるほど一度に使えるお湯の量が多くなるので、大人数の家庭で小さい号数の給湯器へと交換した場合、給湯能力が追いつかず水圧が低くなってしまいます。

目安としては一人暮らしであれば16号、2人家族なら20号、4人家族なら24号を選ぶと無難です。しかし将来的に子供が増えたり、両親と同居したりする予定があれば少し大きめの号数を選んだほうが間違いないでしょう。

資格のない業者に手抜き工事された

給湯器交換で失敗したと感じる原因は、機種の選び方だけにとどまりません。中には資格を持たない業者に給湯器交換を依頼してしまって、手抜き工事をされたというケースもあります。

資格を保有していないということは、給湯器交換に関する専門的な知識と技術を持っていないということです。手抜き工事をされたり、不具合が起きて再び工事が必要になったり、事故につながったりする可能性もあるので、給湯器を交換する際には業者の持つ資格を確認して選ぶようにしてください。

故障から修理までに時間がかかった

給湯器が故障すると、お湯が使えなくなってとても不便です。すぐにでも修理をしてもらいたいのに、故障から修理まで時間がかかり、長期間にわたり不便な生活を強いられたという失敗例もあります。

給湯器の修理や交換に対応する時間は、業者により大幅に違います。在庫があれば当日対応のところもあれば、工事まで1週間ほどかかる業者も存在します。不便な生活が長引かないように、修理・交換の日程を事前に把握してから依頼するようにしましょう。

信頼できて頼れる
給湯器交換業者は?

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給湯器の交換は実は思いのほか高く、工事費と合わせて40万や50万かかってしまうケースも。日常生活に欠かせないものである以上、すぐに対応できて信頼できる業者に依頼したいですよね。ここでは全国に対応した老舗の業者を紹介します。